SE138 スタンドアロン型工業用耐圧防爆ガス検出器
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概要と特徴
スタンドアロン型工業用ガス検出器で、IEC/IECEx防爆規格(対応JIS規格60079*)Ex d IIC T6 Gbに準拠しています。また、ATEX指令(EC/94/9指令)防爆機器指令のゾーン1で認定を受けたEx II 2G Ex d IIC T6 Gbの防爆構造を持っているので、ATEXが義務づけられている欧州であっても使用が可能です。
下部の検出部で周辺のガスを測定し、予め設定した濃度を超えた場合に警報リレーが作動します。また、故障時にもリレーが作動します。SE138には、測定中のガス濃度を4~20mAの標準計測信号で外部にアナログ出力する機能が含まれています。
検出部はカートリッジ方式です。オンサイトで校正も、またカートリッジごとの交換もいずれも使用者が容易に作業できるように設計されています。
*JIS 60079-10は、現在IECではIEC60079-10-1 Ed1.0と Ed2.0および IEC60079-10-2 Ed.1.0に、ATEXはEN60079-10-1:2009とEN60079-10-2:2009に改訂されています。
仕様
- EX マーキング:II 2G Ex d IIC T6 Gb
- 警報出力:3点、ソリッドステートリレー
- 同負荷:24V/1A (抵抗負荷)
- 自己点検出力:1点、ソリッドリレー
- 同負荷:24V/1A (抵抗負荷)
- 警報設定:可変(内蔵のDIPスイッチにて)
- 計測出力:4-20mA、リニア
- 校正:カートリッジ型